買付に行く理由

自身のショップを立ち上げるためには商品が必要です。
どんな商品を販売するかはショップを運営する上では最も大事ですが、私は決めていました。
まずは大好きなアクセサリーElodie Pavie(エロディーパヴィ)を扱いたいと。

 

Elodie Pavie…
フランス人女性デザイナー。
パリの自宅にアトリエを構え、デザインから
制作を一人で行う。
メタルとガラスを一体化させるエマイヤージュ
という技法を用いて、一つ一つ丁寧に制作。

 

もちろん私はフランス語もさっぱり分からないので、Elodieのビジネスパートナーの方(在仏日本人)にアポを取り、いざフランスへ！

 

 

フランスへの準備

初めての海外だったのでパスポートの取り方や航空券の手配から苦戦。

特に航空会社選びは時間をかけました。
口コミや航空会社ランキングなどで検索し、評価の高かったカタール航空をチョイス。
また、1泊3日と弾丸だったので機内持ち込みサイズのリュックで十分。
あとはスリ対策のセキュリティーバッグを楽天市場で購入し準備完了です！

　

• クレジットカードの情報を抜き取られぬようスキミング防止機能がついている物がおすすめです。
• 現金はいかにも財布！という物には入れないように。
• セキュリティーバッグは機内で寝るときも、トイレにも肌身離さず。
  ちなみにコンセント(プラグ)や電圧は国によって違うので要チェックです。
  あやうく日本の感覚のまま行くところでした。

 

人生初の国際線

飛行機なんて国内線で2時間くらいしか乗ったことがないのです。
そんな私がヨーロッパまでなんて…。

 

【行きの工程】

成田～ドーハ(ハマド国際空港)…移動約6時間
乗り換え3時間
ドーハ～フランス(シャルルドゴール空港)…移動約5時間
買付・商談…滞在時間25時間

【帰りの工程】

フランス(シャルルドゴール空港)～ドーハ(ハマド国際空港)…移動約8時間
乗り換え3時間
ドーハ(ハマド国際空港)～成田…移動約7時間

 

機内はカタール航空のメインカラーなのか紫色のライトで怪しい感じですが、アラビア音楽のような曲も流れておりワクワク。
私はエコノミーに座りましたが全ての座席に液晶モニターもあり快適。
座席間隔は他社と比べても狭くない方らしいです。

機内の思い出といえば、「リメンバーミー」を見て一人号泣し、隣のイギリスカップルに不審に思われた事。
着陸時にひどく揺れ、恐怖で震える私がフランス人年配ご夫婦に励まされた事。

 

 

カタール航空の機内食は美味しいと口コミに書かれていました。
食器も金属製で高級感ある感じ。
ただ、不安だらけの国際線と異常な防犯意識のため緊張しすぎており、美味しい機内食は全く喉を通りませんでした。
ジンジャエールのみが唯一のエネルギーになりました。

 

CAのチェンがしきりにゴディバのチョコを渡してくれた。

 

 

 

 

念願のElodie Pavieと

Elodieの自宅へ行き、ご対面。
気さくなママといった印象で、フランス語だと訳が分からない私なので、せめてもと英語で話しかけてくれました。
新作のデザインや色味を確認し、取り扱いたいモデルを決める中、飛行機揺れが降りてからもひどくフラフラな私。空腹だったのも原因でした。きっと時差も。
自宅を出発してから24時間がすぎ、そのまま商談へ伺ったので失礼すぎたなと反省です。

　　

Elodieのアトリエ内は色とりどりのベネチアンガラスがあったり、メタルやワイヤー、アクセサリーの部品などが引き出しに保管されています。
引き出しの取っ手をよく見ると、Elodieが作った装飾が施されていますよ！

 

Elodieのお家で飼われているポンポンちゃん。
あなただれ～？と私の周りをうろうろ。
癒されました。
Elodieとポンポンちゃんに見送られ商談終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

帰国の途に

フランス滞在25時間と、観光する時間もなかったので商談とホテルのみの時間でした。
まだまだ書ききれない事が沢山ありますが、防犯対策やフランスの風習をある程度勉強していけば全く問題ありませんでした！(滞在時間が短かったのでスリにあう暇すらもなかったのでしょう。)

空港へ送って頂く道中で、名所を周って頂きました！

この時期は春休み期間だったので、日本や韓国の大学生たちをよく見かけました。アジア人をみるとちょっと安心。

帰りの空港でもフランスの方に親切にして頂き、アジア差別なんぞ全く受けませんでした。
日本よりフレンドリーで、心の距離感が近く優しい方が多かったです。
今度は5泊とかでいきたいな。