個人で販売をするとは 入荷後にやること編
世の中はクリスマスも近くなりショップにはダウンコートが並んでいます。
私のやっているショップではやっとこさ2020年の秋冬商品がフランスより届きました。
通常であれば秋物は8月くらいから店頭に出始め、遅くても10月には冬物が並びますね...
もう12月...
私自身まだ個人で仕事をすることに慣れていないせいもあって、かなり遅くなってしまいました。反省...。
さて今日はせっかくのタイミングなので商品入荷後にどんなことをしているのかを書きます。
というのも、room11のインスタを立ち上げてから独立や個人でどんな風に仕入れ販売するのかなどの質問が多々ありました。
いっきにまとめると、長文で皆さん疲れると思うので分けて書きますね!
商品受け取り時の対応
私の場合、商品が届く際はEMS(国際郵便)で郵便局の方が荷物を持ってきてくれます。
その際に輸入税などの支払いをその場で行います。(代引きを払うイメージ)
販売目的の輸入なので税関に対して払わなくてはいけないのですよ~
具体的にどんな税が課せられるかというと、仕入れた商品の値段に対して消費税と地方消費税合わせて約10%を支払います。(関税はフランスー日本間なのでかかっていません!ラッキー!)
今回あったちょっとしたトラブル
実は商品受け取り時に輸入税が高く請求されました。(とりあえず払いました)
なんでだ?なんでだ?と疑問に思って調べると...
税関では送り主が作成した『税関告知書(輸入品の詳細を書いたもの)』の価格に対して課税をします。(他の輸入品目だと色々な課税の計算式がありますので注意!!)
その輸入品の価格が高い価格で記入されていました。
つまり、商品を卸してくれる相手側がこの税関告知書の記入を誤り、輸入品が本来より高い価格での申告となってしまったんです。
そのため輸入税が高く請求されたわけです。
その後は税関とブランド側とのやりとりで、税関告知書の再提出をし還付までいけそうな感じ...
(現在手続き中!)
税関の人から...
想定よりも輸入税が高いな?おかしいな?と感じた時は荷物を受け取らず、輸入税も払わないでそのまま荷物を郵便局の方に持ち帰ってもらってくださいとのことでした。
そっちの方が手続きが面倒にならないようです。
販売までの準備
さて商品が手元に届いたら、わくわく楽しい作業です!
・検品(B品チェックや注文通りの商品が入っているかのチェック)
・商品説明文の作成(Webで販売するため、商品のポイントや採寸、原産国などの情報をテキストに残します。)
・商品撮影(素材感や着た時の特徴となる部分が分かりやすいように心がけて撮影してます!)
・原価と販売価格の設定(輸入品を仕入れる際は日本円ではないので、支払時のレートで日本円に換算して原価と販売価格を決めます。)
・これらの情報を販売サイトにアップして完了
原価や販売価格のちょっとした話
輸入にかかるお金は...
・商品のお金(原価)
・輸入税(消費税、地方消費税、関税)
・海外から日本までの送料
・仲介業者を入れた際はその仲介料
項目としてあげるとこのくらい。
海外品を扱っているショップは、輸入税を販売価格に上乗せしたり、あえて上乗せせず販促としてアピールする所もあります。(バイマでよく見られたりもしますね!関税とりません!!的な)
私の場合はブランドの公式サイトでの販売価格を基準にして価格設定をしていますので、安心してください。(アピール!)
ここまでが販売までの準備となります。
結局、長文になってしまったようです。
また別のタイミングで、『個人で販売をするとは』シリーズを書きたいと思います。
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