①時代の流れ編、②新時代のアパレルの続きです。
ここまでは、世の中の大きな流れは「自身の個性や感性が大切になってきますよ～」ということ、アパレル業界では「サスティナブル(社会や地球に優しい生産背景)な流れになっていきますよ～」と書きました。
そして個性は、「あなたが生まれ持ったものですよ～」と持論をまとめました。

 

ではアパレル業界の流れを取り入れながら、これからの「風の時代」私たちの服選びはどのようになっていくのかまとめていきたいと思います。

 

 

アパレル的視点の個性とは

誰かの洋服のコーディネートを見て「個性がでてるね～！」というセリフをイメージすると、奇抜さだったり、びっくりするようなファッションだったり、周りと浮くようなニュアンスが入っているように感じます。
でも個性ってそんなことじゃない．．．
アパレル的視点の個性は「あなたらしいファッション」。

 

あなたが心地よいと感じる素材の服を着ること。
あなたが好きな色や柄の服を着ること。
あなたがそのコーディネートを着ることで元気や幸せを感じられること。
これに尽きると思います。

 

「いいね」をもらうための服ではありません。
自分を捨て好きな彼のために着る服ではありません。
周りの友達に合わせるための服ではありません。
仕事で好みとは違うテイストの服を着なくちゃいけなかったり、センスがないから他人におすすめされた服を着るなど、その服を選択する理由は沢山あります。

 

ただ私が皆さんに伝えたいのは、服を選択する本来の理由は「あなたらしさ」であってほしい。

 

長く販売に携わっていると、他人の目を気にして自分が本心から望んでないものを買う方と出会うことが少なくありません。
皆最近これを着ているから．．．
インスタでよく皆が着ているから．．．とか。

 

 

ブランド品しか選べない方、ブランド品だけに安心を感じる方へ

「他者から良く思われたい」などの他人からの視線を気にして、あなたらしさを見失ってはいませんか？
「いい歳だから安物はもてないわ」と年齢と持ち物の価格を勝手に比例させてはいませんか？

 

これが私だからいいの！と意志のある方は、その強い意志を持っていること自体が個性だから良いと思います。
私がお伝えしたいのは、年齢にとらわれず好きなアイテムを是非もってください。
安物にみられるかな？などの見た目の心配はしないでください。

 

これからの時代はもう物質的豊かさよりも、個々の満足度(精神面)が大切になっていくんです。
沢山ブランド品を持っているから安心・幸せ・他者よりも上にいる、という気持ちは手放してください。

 

 

黒、紺、グレーなどの安パイカラーしか選べない方へ

それがあなたの好きなカラーですか？

無難な色だからと自分の可能性を抑えていませんか？

 

これが私らしい色だからいいの！という方は、ご自分に似合う色を分かってらっしゃって素晴らしいと思います。
私がお伝えしたいのは、沢山ある色の中で限定した色だけを着る人生はもったいない。
もしかしたらもっとあなたに似合う色や柄があるかもしれないから、チャレンジするというより、他の様々な色を身に着ける事を楽しんでほしいです。

 

色の効果ってすごいですよね。
リラックスさせたり元気にさせたり、幸福を感じさせてくれたり。
服は毎日身に着けるものだからこそ、楽しんで選んで着てほしい。

 

あなたというキャンパスに、沢山の色や柄、形をつかって「あなたらしいファッション」を完成させてほしいと思います。

 

上手く表現できた感でいっぱいです。笑

 

 

 

私たちの服選びはどう変わっていくか

ファッションはその時代の影響を強く受けます。
2021年風の時代のアパレル業界では「SDGs」や「サスティナブル」などの世界規模の環境、人に配慮した動きがさらに広がっていきます。
購入する私たちも自然環境を考えフェイクファーやエコレザーを必然的に選択するようになっていくでしょう。

 

いや、そうなっていかないといけないな．．．
でも私たちってすでにサスティナブルなこと、できているんです。
メルカリやヤフオク、セカストを利用して、自分のいらない物を捨てる選択をせず、次に必要な人へ渡しているんです。
そこからさらに個々が、サスティナブルだと感じるブランドの商品を「購入」という手段で支持したり、そんな意識の変化がでてくるはずです。

 

 

所有からシェアへ

風の時代の特徴の一つとして、所有することから「シェア」に変わるということがあります。
服を購入して自分のものにするだけでなく、月額で好きな服を借りるという選択も増えてくるのではないでしょうか。
現在でもブランド品を安く借りることができるサイトがあったり、月額で数パターンの服を借りれるというサービスがあります。
まだまだ認知度、利用度が少ないですが、もしかすると服のシェアが当たり前になってくるのかもしれませんね。
そうなると服を運ぶ運送・配送業はまだまだ成長しそう．．．

 

 

 

予告です

やっとですが次回は最終のまとめに入ります。
もう世の中は変わっているんだよっ！
気付いている人はもう進んでいるんだよっ！
いつまで古い価値観でいるんだよっ！

．．．という内容になる予定です。笑

 

ごめんなさい、都市伝説テラーの関暁夫風のセリフをイメージしただけです。