梅雨に入り、むしむしする毎日が続きますね…
そんな日は決まって私はビールでテンションを上げるのですが、ビールから思い出しました。
ビールといえばプロ野球が思い出。

 

プロ野球の思い出

観戦するときビールを飲むから？
と思われますが、それは違うのです。
社会人初就職が球場でした。

観戦するお客さんがいつもおいしそうにビールを飲むもんですから、その印象が濃いだけです。

 

ビールの売り子でもしていたの？と100％聞かれますが、いえいえそれではなく試合運営や安全管理などの業務でした。
そもそもアパレルやアクセサリーとは全く関係ありません！

 

当時の主な仕事

・入退場ゲートや場内スタッフの管理(球場では多くのスタッフが動くのでその管理です)
・急病者が発生した際の搬送や手当
・クレーム対応
・お客様のご案内など…

 

ほどんどの球場は各警備会社が管理をするので、私はそこに属していました。
チアガールみたいな華やかな仕事ではありません…。

 

 

球場での勤務で大変だった事

◆夏場の試合は体調を崩すお客さんが多くて、そのほどんどが熱中症だったと思います。
そこにアルコールが入りますから、それは悲惨。
搬送や、汚したものの処理、周りのお客さんのフォローなど、夏のシーズンはとにかく誰も倒れずに試合が終わることを祈っていましたが、毎試合やはりこのような事案はあります。

 

◆応援しているチームのゲームが不甲斐ないとお客さんの機嫌も悪くなります。
そこにアルコールが入ると…もう止められません。
お客さんのご意見が、小さなクレームに変わり、ヒートアップして怒鳴り、スタッフへビールをかけます。
ビールのシャワーを浴び泣いてしまうスタッフ。
そのような現場の収集もします。

 

それでも楽しい球場

このような困ってしまうお客さんはほんの一部で、ほとんどの方は優しい方です。
スタッフを擁護してくれたり、スタジアムルールを理解してくれる人たち。
だから毎試合が大変ですが、楽しい仕事でした。

 

列の真ん中のお客さんがビールを頼んだら、みんながビールをバケツリレーのようにまわしてあげたり、毎試合同じ席に座るお客さんと世間話をしたり、ごみの分別にみんなが一生懸命協力したり。

 

選手と交流できるの？

いいえ、そんなことはありません。
私は当時ソフトバンクにいた宗リン(川崎52)のファンでした。
もしかして…なんて期待も少々ありましたが、ジーと見るほど暇ではないので退職する時まで遠くから見える程度。
むしろ内野でみるお客さんのほうが近かったです。

 

 

球場に観戦に行くときは

行かれる球場のスタジアムルールを必ず確認してください！

各球場でルールが異なります。

特に、スタジアム内持ち込み禁止物などでよくトラブルになります。
HPでスタジアムルールの確認をすると良いです。

 

ファールボールに注意してください！

座席やエリアによってボールが飛んでくる頻度は違いますが、よくお弁当を食べることに夢中になってファールボールに気付かず負傷なんてことがあります。
ボールが場内に入るときはピーっと警笛がなるので、周りを気にしながら食べて下さい。

 

トイレのタイミング

イニング間はどうしてもみんなトイレに行くので混雑します。
お子さん連れの場合なども早めにトイレにいくといいかもしれません。

 

 

最後に

今年のプロ野球は無観客からのスタートで寂しい限りですが、以前のように球場で楽しめる日が早くくるようコロナの収束を願うばかりです。
開幕はビール片手にテレビで応援します。

野球にあまり興味がなくても、あの応援団の声を聴きながらのビールは美味しいものです。